今回の株価暴落はバブルの崩壊か?
2019/12/28
今回の株価暴落を深刻な事態と見ている人も多いようですが、
私にはそうは思えません。
株は上昇すればかならず調整が入るもので、
今回の暴落も調整の一環と見ることができるのです。
2018年の2月9日時点における過去10年間の日経平均のチャートを見てください。
全体から見て今回の下落幅を見てください。
今回の下落がバブル崩壊に見えますか?
バブル崩壊の始まりかも知れませんが、
少なくともこの時点でバブル崩壊と騒ぐ方がおかしいと思いませんか?
ほんの数日を見て、
また下落幅が1000円を超えたからと言ってバブル崩壊と見るのは、
正しい判断とは言えません。
*一時調整のたびにバブル崩壊と大騒ぎをする某大学教授がいますよね。
ほんとに経済学者なのかとあきれてしまいます。
チャートを見る限り、
全く正常な株価変動で、
2016年からほぼ一本調子で上がっていたために、
利益確定の売りが入って大きく下げたと見るべきだと思います。
チャートを見る限り今後1万8000円まで調整する可能性はありますが、
長期的には上昇相場と見ることが出来るはずです。
なぜなら日米ともに経済状態は良好で、
株価下落の要素が見当たらないためです。
世間では長期金利の上昇を理由にあげる解説者がいますが、
金利上昇は経済が回復したために起こったものですので、
株価下落の理由に挙げるのはおかしいのです。
チャートはすべてを表しています。
少なくともこの時点でバブル崩壊とは言えません。
ただここ数カ月の上昇が余りに大きかったために、
調整は少し長引く可能性はあるかも知れません。
今後北朝鮮情勢などの地政学的な乱高下は起こり得ますが、
現在の経済回復が続く限り、
今後も株価の上昇傾向は続くと見られます。
そもそもバブルとは根拠なく株価が実態以上に上がっている状態を言うのであって、
今回の株価上昇は日米ともに経済が好調な状態を反映していると見るべきだ。
というのが私の見方なのです。
日米ともに企業には大量の内部留保が溜まっています。
好景気が続けば内部留保は今後も増え続けるはずで、
結局のところそれらの資金は株か債権に回るはずですので、
世界の投資家は強気の見方をしている人の方が多いのではないでしょうか。
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