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宗教が自殺者を減らす

      2025/07/07

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宗教色の強い国ほど自殺者が少ない。

これは統計で見た世界の傾向です。

一般にキリスト教国やイスラム教国は自殺者が少なく、

仏教国や無宗教国は自殺者が多い傾向にあるのは、

はっきりデータに現れている事実です。

*仏教国で自殺が多いのは仏教は死を悪いこととは思っていないからではないでしょうか。

死ぬと極楽浄土に行けるという教えもあることから、

死に対して他の宗教に比べて恐れが少ないからかもしれません。

私は宗教学者ではありませんので正確なところは分かりません。

日本は一般に仏教国と言われていますが、

実際はほとんど無宗教国と言っていいのではないでしょうか。

お正月の神社参りや結婚式や葬式などの儀式は、

多分に形式化されており、

通常の生活の中で仏教の教えを実践している人は、

ほとんどいないのが現状です。

その為かどうかわかりませんが、

日本は比較的生活水準が高いにもかかわらず、

相対的に自殺率の高い国に位置付けられています。

私は若いころは全くの無神論者でしたが、

40歳を過ぎてから信仰心に目覚め、

その経験から言いますと、

信仰心の低い国ほど自殺者が多いのは全く納得できる話です。

私が若いころ死んだ方がましだと思ったことは何度もありました。

今考えて見ますと、

それは心の支えになるものが無かったことからきています。

一人で悩み解決しないといけない状況は、

焦りと不安が付きまとい、

暗闇の中を必死でもがいていた状態にあったのです。

そこから抜け出せたキッカケは、

一種の居直りでした。

やれるところまでやろう。

もしダメだったら人生をあきらめよう。

そう決心した時、

随分心が楽になったのです。

観音信仰に目覚めた今だったら、

身も心も運命を観音様に任せ、

自分のできることをやるだけだ。

と自分に言い聞かせていたはずです。

何が違うかと言いますと、

昔は心の支えが無かったが、

今は心の支えがあるということです。

恐らくキリスト教信者もイスラム教信者も、

心の支えを持っていることが、

自殺防止に寄与していると解釈できるのです。

一人で悩むのは苦しいし心細いことです。

しかし信仰心を身に付け、

悩みを半分例えば観音様に担ってもらって、

一緒に問題に向き合うと言うことで、

苦しみや不安が大幅に軽減され、

結果的に自殺者を減らすことにつながっていると思われるのです。

人間は知能が発達しているだけ、

他の動物に比べ悩みを多く抱えているはずです。

人間以外の動物はほとんど自殺しないことからも分かります。

悩み多き人間には心の支えが必要だということです。

その一つが宗教心を身に付けることではないでしょうか。

それが出来るのも他の動物とは違う人間の能力なのです。

*私は若いころ宗教に頼る人は弱虫だとむしろ軽蔑していました。

しかし社会に出て厳しさを知って自分の弱さをいやと言うほど思い知らされた時、

自分のような心の弱い人間は宗教に頼るしかないのだと気づいたのです。

皆さんの中に私のような人がいれば是非考えてみてください。

なぜ世界中に宗教が広がっているのかが納得できるはずです。

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