日本人にとって憲法改正はそんなに難しい課題なのか?
2017/06/12
日本人はどこの国より平和を愛する国民性を持っています。
この日本人の性格が憲法改正を難しくしているようです。
日本国憲法は戦争の放棄を基本にしているため、
日本人に受け入れられやすい内容となっているのです。
他国がその国の憲法を何度も変えているのに、
日本では70年間一度も改正されませんでした。
これが世界最古の憲法と揶揄される所以です。
どんなに世の中が変わろうと後生大事に守ってきたのです。
憲法は変えるべきだという意見があっても、
平和をうたった憲法は余程の緊急性に迫られなければ変えられない。
というのが日本人の性格のようです。
過去を見てみましても、
鎖国を解いたのもアメリカの外圧があったからです。
日米開戦を決断したのも、
決して受け入れられないハルノートを突き付けられたからです。
このような国の存続に関わる重要なことですら、
外圧が無ければ、
自主的に決められなかったということです。
では現在もこのようなことでいいのでしょうか?
もし北朝鮮が日本本土を攻撃してから、
その時点で憲法を変えればいいということでしょうか?
何万何十万の人が犠牲になってからでも間に合うということでしょうか?
以前は他国からの攻撃など現実味を感じませんでした。
ところがここ数年で状況が大きく変わっているのです。
北朝鮮のもつミサイルは完全に日本を標的にしています。
平和憲法があれば攻撃されることはないということでしょうか?
専守防衛では国は守れません。
子や孫のために少しでも安全な国にしたいのなら、
国会でもっと真剣に議論されるべきでしょう。
国会では森友学園や加計問題など、
とても重要事項と思えないようなことで論争に明け暮れています。
政治家に本気で国を守る気があるのでしょうか。
平和憲法を守ろうなどと、
イデオロギー論争をやっている場合ではないはずです。
平和主義者を自称している人は、
すべては話し合いで解決できると主張しています。
話し合いで解決できるなら苦労しません。
国際会議で北朝鮮の高官が、
気に入らないと灰皿を投げつけたという話を聞きました。
このような国とまともな話し合いができると思いますか?
世界は軍事力と経済力が物を言い、
如何に自国有利にことを運ぶかを模索しているのです。
決して円満な解決を模索しているのではないことを知るべきです。
これまでの中国や北朝鮮の脅威だけでなく、
韓国も日本にとって心を許せる同盟国ではありません。
アメリカでさえアメリカの国益を害してまで日本を助けるとは思えません。
日本は日本独自で国を守るのは当たり前のことなのです。
基本的に日本国憲法は平和的で、
日本人の気質に合っているかもしれません。
私も現在の平和憲法は大好きです。
しかしそれによって日本の安全に支障があるのなら、
速やかに改憲すべきだと思っています。
国の安全が何よりも優先すべきだからです。
憲法を改正してしっかりと国の防衛体制を整える。
他国に、
日本は強くて反撃が怖いから攻撃できない。
と思わせることが日本を安全にする唯一の方法だと思います。
その上で日本の方からは決して他国への侵略行為はしない。
という方針がベストだと思います。
護憲派の皆さんに質問したいのです。
日本の安全と憲法はどちらが大切ですか?
日本が強くなることは間違っていますか?
話し合いですべて解決できると思いますか?
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