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朝鮮半島統一で起きる韓国国民の悲劇

      2018/02/15

韓国国民の悲願に朝鮮半島の南北統一があります。
朝鮮戦争によって同じ民族通しが引き裂かれ、
家族でさえ自由に行き来できない状況となったことは、
韓国国民にとって耐えがたい出来事だったと思います。

南北統一の悲願は国民として当然の心境でありましょう。

一方現実の問題としては国民の生活の向上、
すなわち労働者の賃金をもっと上げてほしいという願いもあります。

そのため韓国国民はその両方に期待できる文在寅を大統領に選んだのです。

しかし南北統一が実現すると何が起こるでしょうか?

独裁国家である北朝鮮と自由主義国である韓国という全く体制の違う国通しの統一は、
あらゆる意味で無理があるように思われますが、
ここでは韓国人労働者の賃金にしぼって考えてみましょう。

現在の韓国経済は少数の財閥が支えています。
韓国財閥の繁栄は、
一部の幹部を除く社員の低賃金による徹底したコスト削減によって、
国際競争力を極限まで高めたグローバル戦略で成り立っているのです。

もし南北統一が実現しますと、
北朝鮮のはるかに低い低賃金労働者が大量に流入することになります。
さらなるコスト削減を目指す財閥にとっては、
人件費の削減は誠に都合がいいことは明らかです。

韓国の労働者も今より更に低い賃金で働かざるを得なくなります。
従って南北統一と労働者の賃金上昇は全く相反することなのです。

しかしこれでもあくまで現在の財閥が存続できるという最良のシナリオです。

実際には財閥は金一族に没収される可能性の方が高いでしょう。
そうなると現在の財閥幹部たちの地位も保証されるとは言い難く、
労働者と言うより奴隷として働かされる可能性も否定できないはずです。

一般に交渉は軍事力の強いほうが勝ちます。
核を保有する北朝鮮と保有しない韓国。
交渉の行方は明かです。
恐らく財閥は北朝鮮の意向が反映された体制に組み込まれるでしょう。

南北が統一された場合の悲劇は、
北朝鮮国民ではなく韓国国民に起こるはずです。

韓国国民はこれでいいのでしょうか。
韓国国民が南北統一を願う気持ちは私には全く理解できません。
韓国国民の悲願である南北統一は、
文字通り悲しい願いとなる可能性が高いと言えるのです。


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