大の里の相撲を見て思うこと
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大相撲は長年外国人力士が支配してきました。
そのことについて異論を挟むつもりは全くありませんが、
国技として情けない気がしていました。
そんな時、
久々に大の里と言う実力ある日本人横綱が誕生したのです。
圧倒的なパワーで他の力士を圧倒する姿は頼もしいのですが、
負けたときの相撲はいつも同じパターンを感じたのです。
それはどんな相手にもパワーで圧倒しようと意気込んでいるために、
負けるのは相手の変化技に不覚をとっているのです。
なぜいつもそんな間違いを犯すのか。
相手を捕まえてじっくり前進すればもっと安全に相撲がとれるのにと思うのです。
大の里のパワーを防げる力士はほとんどいません。
意気込んで突っ込む必要は全く無いはずです。
まず相手を捕まえる。
その後じっくり圧力をかけ前進して押し出す。
この形が最も危険のない大の里にあったとり方だと思います。
大横綱だった大鵬は相手によって相撲を変えました。
当時圧倒的な体格を持っていたために押される心配はないと思い、
速攻より慎重で安全な相撲をとっていたような気がします。
大の里に求められるのは正に大鵬のような相撲です。
繰り返しになりますが、
まづ相手をしっかり捕まえること。
その後慌てず前に圧力を掛ける。
これだけで十分です。
相手は苦し紛れに逃げようとするはずです。
その方向に合わせて体を寄せていけばいいのです。
全くの素人考えかも知れませんが、
大の里ほどの体格と重みがあれば最も危険のない方法だと思います。
とにかく落ち着いてじっくりと言う意識は持ってほしいものです。
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