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新しい日米関係が始まるか?

   

多くのメディアの予想に反して、
トランプ氏が次期アメリカ大統領に就任することが決まりました。
トランプ氏のこれまでの言動や他の共和党員との混乱を見ていると、
これまでにない大統領の型であることは明らかです。

最も大きい異質性は、
従来の大統領としての慣習や国の組織に捕らわれることなく、
あらゆる政策を自分流の手法でやるという、
基本的な願望があるように思われます。

私は彼を見ていると思わず織田信長と重ねてしまいます。
織田信長が家督を引き継いだ時、
周囲は従来の慣習を無視する気質に恐怖を抱き、
家老の正秀を自害に追い込むほどに混乱したのです。

しかし周囲の心配をよそに見事に快進撃を続け、
天下統一という快挙に結びつけたのです。
結局隣国の斎藤道三などわずか数人を除いて、
ほとんどの人たちが信長の天才的な才能を見抜けなかったのです。

トランプ氏が信長のような才能があるかはどうかは分かりませんが、
少なくとも信長型の人間であることは間違いないでしょう。

これからの日米関係ですが、
安部総理との個人的な相性が大きなカギを握っている気がします。
安部総理は人間の能力を見抜き、
うまく取り入ってその能力を最大限に発揮させるという、
豊臣秀吉のような天才的ともいえる能力を持っているように思われます。

この能力は佐藤栄作譲りのようですが、
今後の日米関係は従来の国の組織を通した関係ではなく、
安部総理とトランプ次期大統領の個人的な信頼関係が大きな力になるという、
これまでにない日米関係になると予想されます。

脱藩浪人の身であった坂本龍馬が、
幕府の重鎮である勝海舟を始め薩摩や長州の代表である西郷隆盛や桂小五郎と、
組織や身分を越えた個人的な人間関係を築いたように、
組織とは距離を置いた友人関係で国の形を変えていくという、
これまで見られなかった両国関係が築かれるのかも知れません。

少なくともトランプ氏は共和党内で仲間を作れない可能性があります。
政権安定のために安部総理に接近する可能性があり、
これまでにない深い日米の絆を持てるチャンスと見ることもできるのです。

隣国に中国と北朝鮮が存在している我が国は、
アメリカとの強い連携は国の安全に欠かせません。
幸いトランプ氏も日米の連携はアメリカの利益にもなることを理解しており、
両国のトップ通しががしっかりとした信頼関係を築けば、
これまでにない強固な日米関係になるはずです。

両国の関係は日本の安全だけでなく、
東アジア全体の安定に大きく関わっているだけに、
日本国民として最高の日米関係が築かれることを心より願っています。

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