世界を驚かせ続ける日本
博多の駅前通りで大規模な道路陥没事故が起きました。
映像を見たほとんどの人がその規模の大きさからいって、
復旧には数か月はかかるだろうと思ったはずです。
しかし迅速な対応でわずか1週間で復旧させて見せたのです。
日本人自身が驚きましたが、
もっと驚いたのがネットで発信された映像を見た外国人だったようです。
信じられないという書き込みがあふれたのです。
日本人の多くは認識をあまり持っていませんが、
日本は昔から世界の人々を驚かせ続けているのです。
ここでは代表的なものを挙げてみましょう。
まず真っ先に挙げられるのが日露戦争の勝利です。
明治維新が始まってから西洋列強からの植民地化を防ぐため、
国をあげて富国強兵を急いでいました。
西欧から中古の軍艦を買って防衛力の強化に取り組んでいたのです。
西洋諸国はこれを見て未開国の猿真似と揶揄していたのです。
ところが南下政策を目論むロシアと衝突しました。
西洋人は日本は大国ロシアに一瞬にして制圧されると思ったのです。
しかし結果は日本の勝利でした。
特に日本海海戦でロシアの誇るバルチック艦隊が壊滅したのです。
西欧人にとって信じられない出来事だったようです。
この結果について西欧では、
近代の海戦でこれほど一方的な勝敗は見たことがない。
という記録が残されています。
一方的に勝利したのは最新鋭のバルチック艦隊ではなく、
中古の軍艦を寄せ集めた日本艦隊だったのです。
次にあげられるのが戦後からの復興です。
太平洋戦争によって日本全土が焦土となり、
しかも2発も原子爆弾を投下されたことで、
世界中の人びとは日本は二度と復活できないと思ったはずです。
ところが終戦後わずか20年で、
アメリカに次ぐ世界第二の経済大国にのし上がったのです。
日本の中にいるとそれ程すごいことだとは思いませんが、
世界中の人々にとっては奇跡としか思えなかったようです。
このような歴史上の大きな出来事だけでなく、
次々と生み出される日本製品の質の良さは世界を驚かせています。
日本を訪れる外国人はごみの無い日本の道路に驚き、
日本人のマナーの良さやおもてなしの接客に驚くのです。
私たちは戦後の自虐史観によって、
日本人はむしろ劣った民族だと思わされてきました。
日本人の多くが西欧人に対する劣等感を植えつけられたのです。
最近日本人が次々にノーベル賞をとる現実を見て、
日本人がやっと日本人のすごさに気付き始めたようです。
博多の陥没事故に話を戻しますと、
復旧作業に一糸乱れぬ団結を見せる映像を見ていると、
個人的な能力に加えみんなで力を合わせることがどれほど大事なことであるかを改めて感じさせられます。
この様なことをいとこも簡単に実行して見せる民族の存在自体が、
世界の人々の驚きなのかも知れませんね。
私たちはもっと自信と誇りを持っても良さそうです。
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