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日米は韓国を見放したのか?

      2017/02/26

日本はこれまで韓国の意向を最大限尊重しようと考えてきました。
これは中国と北朝鮮の脅威からアジアの安定を維持するには、
日米韓の3か国の結束が不可欠だという、
アメリカの強い意向があったためだと考えられます。

日本国民の多くは、
韓国に対する日本の対応の甘さに批判的であっても、
ひたすらアジアひいては日本の安全のために、
我慢を強いられてきたのです。

しかしこの流れが変わったのは、
中国の抗日戦争勝利記念日の大会に、
韓国のパククネ大統領が参加したことからのようです。
これに対して韓国の世論で特に反対の声が上がらなかったのです。

アメリカが激怒したのは当然のことでした。
これまでアジアの安定のために努力してきたアメリカにとって、
日米韓の結束を根底から覆す行動は、
アメリカが韓国を見限る決定的な行為だったと言えるのです。

アメリカは韓国を味方につけることはできないと判断したようです。

このことは慰安婦像問題で安倍総理が駐韓大使の一時帰国させただけでなく、
問題が解決するまで戻さないという、
これまでの日本には見られなかった、
強硬姿勢に出たことと無縁ではないでしょう。

国交断絶につながりかねない行動を安部総理が決断したのは、
韓国を見限ったアメリカが、
日本の行動を容認した為ではないかと私は見ています。

韓国民は厳しいアジア情勢を理解しているのでしょうか。
一部の評論家は、
韓国の経済は中国依存であり防衛は米国依存という、
アメリカと中国側の両方に配慮する必要があるため、
日本とは違う立場にあるのだからしかたがないのだと説明します。

しかしそんな甘い考えが通用する時代ではなくなってきいています。

北朝鮮のミサイル技術は年々向上しており、
船舶や潜水艦からミサイル攻撃ができるようになれば、
南北朝鮮の境界線を防衛ラインと考えていたアメリカの方針は変わり、
韓国を味方にする必要性が失われてきているのです。

このような状況の変化も考えずに、
反日行動や中国への接近など、
自国を滅ぼす行為を未だに続けている韓国は、
見放されても当然なのかもしれません。

日米との関係が切れれば間違いなく中国の属国にされるでしょう。
中国の指導者が韓国を支配し、
一切の体制批判どころか言論の自由も厳しく制限されるでしょう。
韓国企業もすべて中国の国有企業に組み込まれるはずです。

このような危険性が目の前に迫っていることに韓国人はどうして気付かないのでしょうか。
もう手遅れなのかもしれません。
最近の日米の韓国に対する態度を見ていますと、
日米はすでに韓国を見放したように思われるからです。

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