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核兵器廃絶はかえって世界を不安定化させる?

      2024/06/12

 

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毎年8月になると広島と長崎で核廃絶の集会が行われます。

原子爆弾は人類を絶滅させかねない悪魔の兵器と言われています。

この世から無くさなければ私たちは安心して暮らすことはできません。

核兵器の廃絶は誰もが望む人類の共通した願望です。

しかし願望と望ましいこととが一致するとは限りません。

核兵器廃絶は人類にとって本当に望ましいことなのでしょうか?

今仮にすべての核保有国が核兵器廃絶を宣言したとします。

これで安心して暮らせる本当の平和な時代が来たと心から思える人が何人いるでしょうか。

世の中には邪悪な野望を持つ人は必ず出現します。

どの国も核を持たないなら、

自分が持てば世界を支配できるかもしれない。

おそらく多くのテロリストはそう考えるはずです。

サリンを撒いたオウム真理教の麻原彰晃のような人はどこでもいるものです。

一度できた核の技術は消すことはできません。

核兵器は大学院レベルの知識で製造可能と言われています。

すなわちそのつもりになれば世界中のどこででも作ることが可能ということです。

世界中の核保有国が馬鹿正直に核を廃絶すれば、

それこそ世界制覇をもくろむテロリストにとっての思うつぼの世界が実現するということです。

素人の私がこのような記事を書くまでもなく、

世界中の軍事専門家にはごく当たり前の道理なのです。

核廃絶は人類の願望ですが、

世界制覇を狙うテロリストにとっても願望だということになります。

核兵器廃絶はテロリストに世界制覇のチャンスを与え、

かえって危険な世界を作り出すことになってしまいます。

核廃絶を唱えている人はこのようなことが分かってやっているのでしょうか?

もし分かった上でやっているのなら、

どうせ廃絶できるはずはないという前提の単なるパフォーマンスに過ぎないということです。

このような記事を発信しますと、

お前は核被災者の気持ちが分かっているのかと怒られそうです。

しかし世の中を出来る限り安全にしなければいけないという観点に立てば、

核は安易に廃棄すべきではないし、

また残念ですがいったん出来上がった技術は完全に廃棄できるものではない、

という結論にならざるを得ないのです。

結局のところ現在のように、

限られた保有国が核抑止としてバランスを保ち、

もし使用した国があれば他国が一致して制裁を加える。

というような決議を行うしかないのではないでしょうか。

*この記事で不快を感じられた方にはお詫びいたします。

おそらくパフォーマンスと分かっていても声は上げ続けなければいけないということだと理解しております。

*ウクライナは核を放棄したためにロシアの侵略を受けました。

北朝鮮は核を放棄しないので侵略されずに生き残っています。

これは何を意味しているのでしょうか?

そうです、

弱い国は攻められる。

残念ですがこれが現実なのです。

日本もきれいごとばかり言っている場合ではありません。

日本はウクライナ以上に地政学的に危険な国なのです。

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