日本の株はなぜ上がらないのか?
2025/01/03
〈情報メディア発信局へようこそ〉
数年前から日本株は米国株より割安だと言われてきました。
多くの専門家がこれから日本株は大きく上昇するはずだと予想してきたのです。
確かに株価収益率などの経済指標を見ますと、
日本株はもっと上がっていいはずなのです。
しかし割高の米国株は順調に上昇しているのに、
割安と言われる日本株は低迷(理屈道理に上がらない)を続けているのです。
なぜ低迷しているのか私も不思議に思っていました。
先日ユーチューブを見ていてなるほどと気づかされたのです。
ここではそのことについて述べてみようと思います。
それは日本にやってきた旅行者へのインタビュー動画です。
日本は世界一の借金大国のはずなのに、
日本の街並みを見て、
これほど豊かな国だったことに驚いた。
という感想を述べる人が多くいたのです。
一般の旅行者がそういう認識なのですから、
恐らく多くの外国人投資家も、
日本が借金大国という認識をもっていると思われます。
投資をしようという人は、
その投資先の経済状態にはもっと関心を持っているはずです。
借金大国でいつ破綻するかわからない日本の株を買うでしょうか?
日本が借金大国というのは増税をもくろむ財務省の陰謀で、
実際は日本は借金より資産が多いので、
財政破綻を起こす可能性は極めて低いのです。
日本の専門家の多くはこのことを知っているので、
日本の株はもっと上がってもいいはずだと主張しているのです。
しかし海外の投資家は実情が認識できていないために、
日本は借金大国という財務省の言葉を信じており、
このことが日本の株に手を出さない元になっているようなのです。
嘘の情報で日本への投資を妨げているとすれば、
財務省の罪は大きいのではないでしょうか。
最近財務省を批判する意見が多く見受けられますが、
日本の中心にいて日本の経済発展を妨げる。
日本経済低迷の根源は財務省にあった。
というのはあながち間違っていないのかも知れませんね。
*米国株が好調なのは米国の経済が好調だからというより、
これまで中国に向かっていた資金が米国に向かっているからだと私は思っています。
日本、欧州、米国、インドなどの新興国を比較したとき、
やはり最も安心できる投資先は米国しかない。
と思っている投資家が多いのではないでしょうか?
実は私もその一人です。
もう一つ私が言いたいのは、
投資家の大半はプロではないことです。
プロは理論で動きますが、
大衆はムードで動きます。
上昇しているときは買いたくなり、
下降しているときは売りたくなります。
この心理が働くから多くの人が失敗するのです。
この心理に惑わされない人が成功するのです。
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