各国(日本、アメリカ、中国、韓国)の株の上昇倍率を計算してみました。
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私たちは何となくアメリカ経済は順調で、
中国や韓国はかなりひどい状態になっているんではないかと思っていますが、
実情はどうなのだろうかと思っている人は多いと思います。
経済の状態は株価に反映されますので、
ここでは最近10年間の株価上昇倍率を見ることによって、
その実態を見てみようと思います。
株価は時々刻々変動しますので、
ここでは大雑把なとらえ方であることをあらかじめ断っておきます。
最近10年間の上昇倍率は以下の通りです。
日本 + 1.8倍
アメリカ + 2.4倍
中国(香港) 0倍
韓国 + 1.25倍
ここでまず気付くのが、
恐らく多くの人が感覚的に思っていた通りの結果であることから、
改めて株価は経済を反映したものだと言うことです。
私が意外に思ったのは、
中国株が下がっていないということです。
アメリカから関税をかけられたうえに不動産バブルが崩壊して、
資金が中国から流出していると言われていますので、
株価も大きく下落しているだろうと思っていましたが、
意外にもほとんど下がっていないことが分かります。
韓国も同じです。
中国ほどではないですが韓国も経済が低迷しているにもかかわらず、
株価は25%も上昇しているのです。
私の見方ですが、
本来なら中韓の株価は大きく下落しても不思議ではないのですが、
そうなっていないのは、
世の中にお金が多量に供給されていることの表れだと思うのです。
これは株価の上昇というより、
貨幣の供給量増加による貨幣価値の下落を反映していると見ることができます。
バブル崩壊や経済ショックなどが起こっても、
長期的には株は上昇を続ける運命にあるようです。
*資産を現金のままにしておくことがいかにもったいないかが分かります。
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