人種の違いで見る平和的な遺伝子と好戦的な遺伝子
2017/11/10
日本の古代歴史を調べますと、
縄文人は極めて平和的な気質を持っていたようです。
縄文時代は約1万年もあったにもかかわらず、
遺跡からは争った形跡がほとんど見られないことから、
縄文人は極めて平和的な遺伝子を持っていたと言えるのです。
ところが弥生時代になって、
大陸から渡来系弥生人が侵入します。
弥生遺跡の多くは集落の周囲を土豪で囲んでいることから、
集落通しの争いがあったことが考えられます。
弥生以降の歴史を見ますと、
様々な争いが起こっており、
このことから、
争いは渡来系弥生人の遺伝子が引き起こしたと考えられるのです。
従って弥生人は好戦的な遺伝子を持っていたということです。
この遺伝子は現代人にも引き継がれていますので、
基本的に弥生人と現代人は同じ遺伝子だと考えられます。
では縄文人と弥生人および現代人の遺伝子の違いは何でしょうか。
現在の日本人のGm遺伝子の成分は、
ag、axg、ab3st、afb1b3
の4種類です。
1つの成分が1人種に対応しているとすれば、
現在の日本人は4人種の混合人種であると考えられます。
Gm遺伝子の国内の分布を見ますと、
最後のafb1b3の成分は九州や本州に比べて、
北海道や沖縄は遥かに少ないことから、
この人種が九州から侵入した渡来系弥生人と考えられます。
従ってこの成分を除いたものが縄文人と考えられますので、
縄文人および弥生人と現代人の成分は、
縄文人の成分:ag、axg、ab3st
弥生人と現代人の成分:ag、axg、ab3st、afb1b3
と言うことになります。
以上のことから、
ag、axg、ab3stの3つは平和的な遺伝子、
後で加わったafb1b3は好戦的な遺伝子と言うことになります。
次に西欧人の遺伝子を考えてみましょう。
西欧人の遺伝子の成分は、
ag、axg、fb1b3
の3つです。
これは西欧人は3人種の混合人種であると思われます。
西欧人の歴史を見ますと、
西欧人通しの戦争だけでなく、
アジアやアフリカで多くの植民地を作り、
非人道的な植民地支配を行っています。
特に遺伝子の違いを見る場合に、
アメリカ先住民いわゆるインディアンとの遺伝子の違いを見れば、
より明白になります。
インディアンの遺伝子の成分は、
ag、axg
の2成分だけで、
これはアジア人と西欧人にも共通に持っている成分ですので、
インディアンはアジア人と西欧人のベースになった人種と言えるのです。
西欧人が最初にアメリカ大陸に上陸した時、
インディアンは西欧人を歓迎し、
友好を図ろうとしたのです。
しかし西欧人は彼らを人間とは見ていなかったようです。
その後の大規模な虐殺行為によって、
数千万のインディアンたちが殺されたと言われています。
このことからインディアンは平和的な遺伝子、
西欧人は好戦的な遺伝子を持っていたと言うことです。
両者の遺伝子の違いは、
fb1b3
だけですので、
この成分が好戦的な遺伝子であると言えるのです。
以上の考察から、
アジア人と西欧人の元になった遺伝子、
ag、axg
は平和的な遺伝子。
それに加わったアジア人のafb1b3と、
西欧人のfb1b3が、
好戦的な遺伝子と思われます。
両者はfb1b3が共通していますので、
f、b1、b3の血液の型のどれかが好戦的な型だと考えられます。
縄文人の成分:ag、axg、ab3st
は平和的な遺伝子でしたので、
これに含まれないf又はb1のどちらかが、
好戦的な型と言えるのではないでしょうか。
*Y染色体やミトコンドリアDNAは突然変異(塩基置換)を起こすことがあるのに対して、
Gm遺伝子は突然変異を起こすことはありません。
もし突然変異を起こすなら日本列島の北から南まで均一が保たれているはずはないからです。
したがって縄文人が突然変異によって好戦的な弥生人になったのではなく、
渡来系弥生人の好戦的な遺伝子が加わって好戦的な弥生人が生まれたと考えられるのです。
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