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財務省と日本の古代歴史認識の病巣は同じ

      2025/03/09

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多くの国が時代に合わせて憲法を改正しているのに、

日本では80年近く経っても未だに変えることが出来ずにいます。

これは一部に変える必要がないほど素晴らしい憲法だと主張する人もいますが、

多くの国民は時代に合わなくなっていると感じているにもかかわらず、

一度も変えることが出来ないのは、

変えることに非常に高いハードルを感じる日本人の気質によるものかもしれません。

 

実は日本には他に変えれないものがあります。

それは財務省の間違った基本理念と古代日本の歴史認識です。

ここであえてタイトルに病巣と書きましたが、

両者には極めて似通った構造があるのです。

 

日本人は古来より和を以て貴しと為すという言葉があるように、

すべてを話し合いで決めるという方針を貫いてきました。

それ自体は正しいことですが、

日本人は基本的に目上の人の意見を尊重する(忖度する)傾向があるのです。

このことが悪い方に作用した例が、財務省と大学の歴史教育です。

 

財務省の根本理念に財政の健全化があります。

すなわち赤字国債は出すべきではない。

というのが絶対の正義だと思い込んでいるのです。

この方針は変えることができません。

疑問を持つことすら許されない硬直した組織になっているのです。

日本が30年以上も成長しなかったのは財務省のこの理念のせいなのに、

財務官僚は誰も気付かなかったようです。

官僚は組織の決めた方針に逆らえません。

逆らうと出世の道を閉ざされるからです。

このことによって、間違った方針が変わらずに日本経済の長期低迷を招いたのです。

財務官僚は昔から東大法学部出身者が多い組織です。

すなわち超一流の秀才揃いですが、

経済には暗い人たちばかりだったということです。

その人たちが初めに学ぶのが財政の健全化の重要性です。

元々経済の素人達ですから、

頑なにそれが正解だと思い込んで後輩たちに引き継いでいくために、

疑うことも出来ないまま景気低迷を招いてしまったのです。

 

正に財務真理教です。

 

同じ過ちを続けているのが歴史教育です。

戦後GHQによって戦前の皇国史観の教育が禁じられました。

代わりに用いられたのが、

魏志倭人伝をベースとした邪馬台国と卑弥呼の歴史です。

これらの歴史には日本国内に一切の証拠が無く、

未だに邪馬台国の場所も、卑弥呼の存在した証拠も、

全く解明されていないのが実情です。

戦後の歴史学者はGHQによる教職追放を恐れて、

未だにむなしい邪馬台国論争を続けているのです。

大学の封建的な体質は、

このおかしさに疑問を持つことすら許されません。

大学は教授が絶対的な権力を持っているために、

教授の意向に背く者は出世の道を失うからです。

 

正に財務真理教と同じ構造です。

 

このように間違った認識はいつまでも引き継がれていることになります。

 

私は以前からブログでこの問題提起をしてきましたが、

あまりにも強い固定観念の前で力不足を痛感しています。

特に若い人たちには真実を追及してほしいと願っています。

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