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理由が何であれ侵略したロシアの方が悪い

      2025/05/15

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世の中には、

「ロシアを一方的な悪者にすべきではない。

ウクライナにはロシア人が多く住んでいて、

過去ウクライナ人からひどい差別を受けてきたのだから、

ロシアが侵攻するのには十分な根拠があるのだ。」

というロシア側を擁護する人達がいます。

多くの人の中にはもしそれが事実なら、

ロシアの行動には正当性があるのかもしれない。

と思う人が少なからずおられるはずです。

しかしこの認識は完全に間違っています。

もしそれで侵攻の正当性を与えるのであれば、

次のような意見が正当性を持つことになります。

1.アジアやアフリカにある私たちの国は過去欧米から植民地にされたのだから、こんどは私たちの国が欧米を植民地にしてもかまわない。

2.日本はアメリカに都市空爆や原爆投下を受けたのだから、もしこれから日米対立が起こったなら同じ方法で復讐してもかまわない。

このような事例は他にも世界中に多く存在します。

このように過去の出来事を理由にして侵略の正当性を許したら、

世の中から永久に侵略戦争は無くならないことになります。

いかなる理由があろうとも先に攻撃した方が悪い

このルールは個人同士の喧嘩でも成り立つはずです。

例えば2人が口論をしていたとします。

議論が白熱して喧嘩になった時、

もし口喧嘩で終わったならどちらが悪いとは言えないはずです。

ところが殴り合いになったとすれば、

先に手を出した方が悪いはずです。

喧嘩はかならず両者に言い分があります。

例え先に手を出した方が理屈の上で正しくても、

傷害罪となって正当性は与えられません。

個人レベルでも国レベルでもこの基本概念は変わらないはずです。

以上の理由から私はロシアの方が悪いと言っているのです。

結局、

1.戦争の抑止には各国がしっかり防衛体制を整えることが必要。

2.いかなる理由があろうと先に攻撃を仕掛けた国は世界から非難を受けるのが当然。

3.その上で紛争はあくまで話し合いで解決するべきである。

これがこの記事の結論です。

*私は以前は真珠湾攻撃はアメリカの挑発で起こったのだからアメリカの方が悪いと思っていました。

しかし今はいくら挑発されたとはいえ先に手を出したのだから日本が悪かったのかもしれないと思っています。

しかし生死がかかった場合には悪と分かっていても行動せざるを得ない場合もあるはずです。

いわゆる正当防衛のような場合です。

このような記事を書きましたが非常に微妙な問題であることは確かです。

 

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