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なかなか変えられない性格を大胆に変える方法

   

皆さんの中で何かトラブルがあると、相手のせいにするよりまず自分が悪かったのではないかと考える人はいませんか。
こう考える人は基本的に優しい人で日本人に多くみられるタイプの人です。

外国人はぶつかっても決して自分から謝ることはありません。
しかし日本人は両方ともすみませんと謝ります。
これは日本人が相手のせいにする前に自分に非があると思う性格を持っているためです。

日本人は思いやりがあって優しいと外国の人たちから思われているのは確かで、
とても良いことなのですが、この優しい心がうつ病を招くことがあります。
まじめでやさしい人ほどうつ病になりやすいと言われています。

うつ病の人にみられる共通した特徴は「自分を責める」というところです。
なぜあんなことをしたのか。
なぜあんなことを言ってしまったのか。
と、過ぎ去ってしまったことをいつまでもくよくよ考えるような人がなりやすいのです。

このような人の中には、
何とか自分の性格を変えたい。
もっと思い切った行動のできる強い人間になりたい。
と思っている人は多いのではないのでしょうか。

しかし現実には性格はなかなか変えられるものではありません。
いくら心の中で、
「こんなことは大したことでないのだ。気にすることではないのだ。」
と自分に言い聞かせ、一時的に解消しても、また日が変わるとくよくよと悩み、
抜け出せない自分に戻っていることに気づく。
こんなことをいつまでも繰り返している人は意外と多いものです。

このような人は自分への生半可な言い聞かせ位では治りません。
もっと大胆で極端な言い聞かせが必要となります。
例えば、
「おれはこの世で一番の悪だ」
とか、
「おれほど自分勝手な悪い奴はいない」
と自分に言い聞かせてみましょう。

更に、例えば
「おれはこれから世界一悪い人間になるぞ」
とこころの中で叫んでみましょう。
そう叫んだからと言って本当にそうなるはずはありませんし、
人から非難されることもありません。
どう思っても構わないのです。

坂本龍馬が残したメモ書きに、
「世の中の人をすべて殺す」
というような怖いことが書いてあるそうです。
しかし龍馬は剣の達人でありながら生涯一人も人を殺していません。

龍馬がこんな極端なメモを残したのは、
世の中を変えるには自分のやさしさはかえって障害になる。
もっと非情な人間にならなければ大きなことはできない。
と自分の性格を自覚し変えようとしていたのではないかと解釈されています。

極端に右に振れたものを戻すには極端に左に振れることで丁度良いのです。

「おれは今日から世界一の悪人になるぞ」
「もう誰にも止めることはできんぞ」

ぜひ一度試してください。
きっと変化があるはずです。

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