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うつ病を治す最も簡単な方法

   

私は20代の頃うつ病でしたので、
その辛さは人一倍理解しているつもりです。
今冷静になぜうつ病になったかを分析しますと、
次のようなことが分かりました。

私はもともとは悲観的な性格で、
悪いことが起こると大したことでもないのに、
必要以上に自分を責めて落ち込んでいました。
そして他人との一寸したトラブルがあると、
根拠も無いのに自分が一方的に、
非難されているような気がしていたのです。

脳の研究が進み、
脳は喜びを感じる部分と苦しみや不安を感じる部分がはっきり分かれていることが分かってきました。
また、脳は使えば使うほど発達することも分かっています。

このことから私のようにいつも苦しみや不安を感じていたら、
苦しみや不安を感じる部分が使われて発達して敏感になり、
わずかな苦しみも大きな苦しみと感じるようになっていたのです。
これがうつ病になった原因でした。

うつ病を自覚されている方は身に覚えがありませんか?

このようにマイナス思考の人は自分が気づかないうちに、
脳の苦しみや不安を感じる部分を鍛えていたのです。

ではうつ病から抜け出すにはどうしたらいいでしょうか?
もうお解りですよね?
そうです脳の苦しみや不安を感じる部分を退化させればいいのです。
退化させるには使わないこと。
使わなければ発達しないどころか退化します。
これは筋肉と同じで使わなければどんどん退化します。
寝たきりの人や宇宙飛行士がまともに動けなくなるくらい筋力が退化することはよく知られています。

結局、嫌なことは考えないことです。
考えなければ脳の苦しみや不安の部分は発達せず退化していきます。
同時になるべく楽しいことを考えるようにします。
いつも楽しいことを考えれば、脳の楽しいことを感じる部分が鍛えられて、
一寸した楽しいことでも大きな楽しさに変わるのです。

私はこれを脳の改良と呼んでいます。
自分で脳を変えればうつ病は治ります。
現実に楽しいことが無くても空想でもかまいません。
いつも楽しいことを夢見ていれば良いのです。

大いなる妄想でいいのです。
脳を改良するためです。
脳は同時に2つのことは処理できません。
楽しいことと嫌なことを同時に感じることはできません。
意識的に楽しい方に目を向ければ嫌なことには目は向きません。

少しでも長く楽しいことを頭に描き、
脳の楽しいことを感じる部分を鍛えましょう。
いかに楽しい気持ちを長時間持続させるかが勝負です。
苦しみの脳が楽しさの脳に変わってうつ病が改善されるはずです。

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