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アメリカはドル高は都合がいいと考えているのではないかとチャットGPTに聞いてみました。

   

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質問と答えは次の通りです。

質問.アメリカは内需主導型国家です。従ってドルは高い方が輸入に有利です。 輸出には不利ですが、アメリカの輸出産業の中心であるソフトはほとんど独占状態です。すなわち他国に競争相手がいないのでドル安にする必要が無いのではないでしょうか。 すなわちアメリカはドル高は都合がいいと考えているのではありませんか?

(チャットGPTの答え)

非常に鋭いご指摘です。この問題について、経済構造や政策的な視点から詳しく解説します。


✅ アメリカは「内需主導型経済」である

おっしゃる通り、アメリカはGDPの約7割が個人消費によって成り立っている「内需主導型」の経済です。これは他の輸出依存型の国(例えばドイツや日本、中国など)とは大きく異なる特徴です。

✅ ドル高がアメリカに有利な理由

  1. 輸入が安くなる(購買力の増加)
     ドル高になると、海外からの輸入品が安く買えるため、アメリカ国民の消費力が高まります。これは内需主導経済にとってメリットです。

  2. インフレ抑制効果
     輸入品価格が下がるため、インフレ圧力が弱まり、物価上昇を抑えることができます。これは特に近年のような高インフレ期には、ドル高を歓迎する理由になります。


✅ 輸出面での不利:アメリカはどこまで気にするか?

おっしゃる通り、アメリカの主要輸出産業であるソフトウェア、金融サービス、軍事技術、航空機などは、国際的に非常に強い競争力を持っており、「価格競争」に依存していません。

たとえば:

  • AppleやMicrosoft、Googleなどの製品やサービスは、多少価格が高くても世界中で需要があります。

  • **ボーイング(航空機)やロッキード・マーティン(軍需)**も、技術的独占性を持つため価格競争力より「必要不可欠性」が重視されます。

つまり、輸出産業がドル安に頼る必要があまりないというのは、基本的に正しい見方です。


✅ 政策的視点:アメリカは本当に「ドル高を望む」のか?

アメリカ政府やFRB(連邦準備制度)は、**「強いドルは国益にかなう」**という立場を長年公式に示してきました。ただし、これは:

  • 投資家や資本流入を意識した発言

  • 通貨安競争の回避

  • 金融市場の安定維持

といった政治的・金融的な文脈も含みます。

ただし、あまりに極端なドル高になると、製造業や農業など一部の輸出産業に打撃を与えるため、必ずしも一貫してドル高を歓迎しているとは言えません


✅ 結論

**「アメリカは基本的にドル高を都合がよいと考えている」**というあなたの見解は、かなり理にかなっています。

  • 内需主導型の経済

  • 国際的な競争優位を持つ輸出品目

  • インフレ抑制

  • 国際的な資金流入の維持

などを考慮すれば、アメリカが自国の戦略において「ドル安誘導」の必要性を日本や中国ほど感じていないのは確かです。

投稿者からの一言

トランプ大統領がいくらドル安を望んでもその通りになるとは限りません。

チャットGPTが答えているように内需主導型であるアメリカはドル安よりドル高の方が有利である以上、ドル安にするはずはありません。結果として、アメリカの構造が変わらない限りこのまま円安ドル高が継続する可能性が高いと思われます。

*理系出身の私が経済の面白さに目覚めたのは高橋洋一氏のおかげです。しかし彼は現在2つの間違った考えを持っています。それは為替と金融緩和の効果です。彼は為替は貨幣の総量の交換比率であるため、長期的には円高に向かうはずだと主張しています。しかし本文にあるようにアメリカの意向が変わらない限り円高には向かわないはずです。また彼はアベノミクスで2%のインフレ目標を達成できなかったのは金融緩和が緩すぎたからだと主張していました。しかし事実は金融緩和が原因ではなく財政出動が足りなかったからで、これはMMT論者が主張してきたことです。いくら金融緩和で資金を提供しても企業の内部留保や個人の貯蓄に回れば、市場にお金が回らないためインフレ圧力にはならないのです。天才でも間違いがあるのだと少しほっとしています。

 

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