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収入の少ない人のかしこい生き方

      2016/06/08

最近は格差社会と言われ、昔よく言われた一億総中流の社会から一部上流大多数下流の社会へとシフトしているように思われます。
少しでも収入を上げようと努力するのは結構ですが、
収入が少ないと不平不満を言いながら暮らすことは感心できることではありません。
収入が思ったように上がらないのであれば意識の方を変えるのが賢明です。

根っからの貧乏人と自負している私の考えを紹介します。
私は貧乏暮らしを楽しもうと思っています。
貧乏生活をみじめと思わず、
経済的にも健康の面においても合理的な生き方だと思うようにしています。

以前本屋で立ち読みをしていて面白い話を目にしました。
本のタイトルははっきり覚えていませんが、
世の中で高僧と言われている方たちに記者が人生観についてインタビューをしている内容でした。
真っ先に記載された内山僧正?という高僧についての記事の中で、
ある大物政治家(私は中曽根康弘さんではないかと思っています)との対談話があり、
その政治家の開口一番の、
「こんな物の豊かな現代社会で、これほど質素な暮らしを続けておられるとは全く驚きました」
という言葉に、内山僧正は、
「風流じゃろう?」
と笑って答えられたそうです。
私は感銘を受け、
その一言がお金でなく心の平穏を求めておられる内山僧正の生き方をすべて表しているように感じたのです。

私はそれ以来なるべく内山僧正のまねをして質素に暮らそうと考えるようになりました。
物欲は他人との争い事を招き、
結果的に自分自身の不幸を招くと考えたからです。

世の中は昔も今もすべて金金金の時代です。
政治は金で動き、世の中の犯罪の大多数は金がらみです。
ほんとうに嫌になってしまいます。

質素に暮らせばいくら収入が少なくてもそれなりの経済的な余裕が生まれます。
将来の不安も軽減されます。
また最近は糖尿病などの栄養の摂りすぎによる病気も社会問題になっています。
贅沢は生活習慣病の最大の要因でもあるのです。

貧乏暮らしは慣れです。
しばらく続けるとそれがあたり前になってきます。
金のかかる遊びはせずハイキングなどを趣味とします。
私は近くの山で採った山菜なども食材として利用しています。
いかに少ない予算で満足して暮らせるか?
私のけっこう楽しい人生の目標です。

金がないから質素にーーーではみじめすぎます。
貧乏を楽しむ、
貧乏生活を風流と思う。
貧乏生活を肯定的に捉え、贅沢な暮らしは経済的にも健康にも良いことはない。
貧乏生活の方こそはるかに合理的で賢い人のやる生き方なのだと考えることはできないでしょうか。

私はそのような信念を持って貧乏生活を楽しんでいます。
物より心を追及する。
足るを知る。
正にお釈迦様の教えに従った生き方に他なりません。

皆さんはどう思われますか?

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