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スロー生活の勧め

   

現代社会は超高速化の時代です。
開業当初の新幹線の速度は時速200キロでしたが、
今は300キロになろうとしています。
航空機も昔はプロペラ機でしたが今はジェット機に代わり、
音速を超えて運行されるようになりました。

それはそれでいいことかも知れませんが、
人間の心まで超高速化を求められるようになったような気がします。
勉強も仕事も速く速くが求められ、
あらゆる生活が何かに追い立てられるかのような、
そんな雰囲気を感じるのは私だけでしょうか。

テレビでハワイやタヒチのリゾート地の様子を目にすることがありますが、
観光客だけでなく現地の人たちがゆったりと生活しているのを見ると、
私たちのスピード重視の生活がどこか間違っているような気がしてなりません。

先進国ほどうつ病の人が多いのは、
世の中のスピード化と関係があるのではないでしょうか。
人の心が高速化した社会の速度についていけず、
そのため心のバランスがくずれてさまざまな悪影響が体内に及ぶ。
それは十分考えれることです。
心の健康は心のバランスを整えることが基本です。
時代の高速化に心を乱されないことが重要です。

そこで提案です。
思い切ってこころをスローに切り替えてみませんか。
もちろん仕事に支障が出ては困ります。
仕事が終わって家庭に戻ってから、
意識的に自分の体内時計を遅くするのです。

<何をやるのにも、できるだけゆっくり丁寧に>
を心がけるのです。

行動と心は連動しています。
心をスローにするには思い切り動作をスローにすることです。
食事もトイレもその他あらゆる動作を意識的にスローに切り替えます。
すべての行動に今までより倍の時間をかけてみようと意識するのです。

ゆっくりした動作はそれだけでこころがゆっくりになります。
それまでガサついていたこころが何となく落ち着いて感じられるはずです。
こころに余裕が生まれ、
これでいいのだということに気づかされるはずです。

このようにあらゆる生活リズムをゆっくりに切り替えて、
どんな不都合が起こるでしょうか?
それどころか気持ちに良い変化が現れます。
ある程度身につくと、
今まで面倒だ早く終わらせようと思っていた、
洗濯や皿洗いが面倒だと思わなくなるのは不思議です。

今までの急き立てられるような気持ちが無くなり、
家事を楽しめるような気持になるのは、
心に余裕が生まれるからだと思います。

生活する上で避けて通れないものなら、
いやいややるより楽しくゆとりを持ってやった方が良いに決まっています。
心をちょっとスローに切り替えるだけで良くなれるならやる価値があります。

一度試してみられることをお勧めします。

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 - こころ, 生活