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九州の縄文人がインカ帝国を作った?

      2017/01/20

南米のエクアドルで約5500年前の縄文土器が発見されました。
これは日本から縄文人が太平洋を渡った可能性を示唆しています。

もともとアメリカの先住民のGm遺伝子は日本を含む東アジアの人達と、
2つの成分(ag、axg)が共通しており、
その上人体に寄生するウイルス(ATLウイルス)や寄生虫(ズビニコウチュウ)が、
日本人特に南九州人と類似していることが分かっています。

これらを総合しますと、
九州南部に住んでいた縄文人が太平洋を渡った可能性が高いということになります。

しかし古代の人が太平洋を渡るのは命がけのはずです。
しかも家族で渡るとなると命にかかわるような余程の緊急なことがない限り、
そんな危険を冒すはずはありません。
一体九州南部で何が起こったのでしょうか?

じつはこの命にかかわるような余程のことが九州南部で起こったのです。

鹿児島沖の硫黄島ですさまじい規模の海底火山の大噴火が起こりました。
鬼界カルデラいわゆるアカホヤの大噴火です。
これは日本中に痕跡を残しており、
特に九州南部には最大1mもの火山灰を降らせたことが、
鹿児島の上野原遺跡の地層調査で明らかになっています。
沖縄を含む九州南部は全く人が住めない状態になったということです。

そこで作られていた縄文集落が噴火の後無くなっており、
人骨が見つかっていないことから住民がどこかへ逃避したことが分かったのです。
大多数の住民は被害の少ない九州北部に移ったと考えられますが、
中国大陸やアメリカ大陸に渡った人達もいたのではないでしょうか。

アカホヤの大噴火が起こったのは約7300年前ですが、
黄河文明はブリタニカ国際大百科事典によりますと約6800年前、
南米エクアドルで見つかった縄文土器は約5500年前といずれも大噴火のあとなのです。
年代的に見てこれらの文明を作ったのは、
火山噴火から逃れた九州南部の縄文人だった可能性が高いということです。

太平洋には日本からアメリカ大陸に向かって黒潮が流れており、
その流れに乗って太平洋を渡ったと考えられます。
恐らく海に出た大多数の人たちは命を失ったことでしょう。
運よく流れ着いたほんの一部の家族が子孫を残し、
後のインカ帝国を作ったと考えられるのです。

南米には遺伝子や土器のほかにも埋葬方法や言い伝えなど文化的に似通ったものがあり、
自分たちの先祖は日本人だと主張している人もいるそうです。

以上のように、
共通の遺伝子、共通のウイルスや寄生虫、縄文土器の出土、顔かたちが似ていることの他、
文化的にも似たものがあるなどを総合的に考えますと、
九州南部の縄文人がアカホヤの火山噴火から逃れて太平洋を渡り、
子孫を残して後のインカ帝国を作ったという可能性が極めて高いという結論になると思います。

皆さんはどう思われたでしょうか。

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