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古代朝鮮半島の住民がウラル系住民ではなかった3つの理由

      2019/11/25

古代朝鮮の遺跡から約6000年前の櫛目紋土器が見つかっています。
この土器は大陸側のウラル系の遼河遺跡から、
約8000年前の同じ文様の土器が見つかっていることから、
古代朝鮮半島の住民はウラル系の住民だったのではないか。
というのが現在の歴史認識として定着しています。

しかし、もしそうであったなら腑に落ちないことが沢山あるのです。
ここでは古代朝鮮半島の住民はウラル系ではなかった理由を3つ指摘したいと思います。

1.地政学的理由

遼河文明の調査は中国とアメリカで共同調査が行われています。
この結果、遼河流域は約12000年前から約4000年前まで、
豊かな水資源に恵まれていたことが分かりました。
これは縄文海進によって海が遼河に深く入り込み、
多くの植物が生い茂った結果と考えられます。

文明は水資源の豊かな地域で発生します。
黄河文明もインダス文明も例外なく大河の存在が必要なのです。
遼河文明も例外ではありませんでした。
この時期にシベリアに分散していたウラル人たちが遼河地域に集まって、
高度な文明が作られたということだと思われます。

ではこの住民たちが朝鮮半島に進出する理由があるのでしようか。
朝鮮半島は大きな河川がなく、
どちらかといえば水資源の乏しい場所です。
まして櫛目紋土器の作られた約6000年前は縄文海進の最盛期で、
遼河流域は最も水資源の豊かな時期に当たるのです。

*現在の韓国は西側に平野部がありますが、
縄文海進最盛期は現在より100m以上海水面が高かったことが分かっていますので、
ほとんど平野部は無かったと考えられます。

水資源の豊かな遼河流域から水資源の乏しい朝鮮半島に、
わざわざ住民が移住する理由が見当たらないのです。
まして朝鮮半島に移住するには、
遼東半島の山岳地帯を超える必要があるのです。

以上の理由から地政学的に見てウラル系ではない可能性が高いといえるのです。

2.言語学的理由

古代朝鮮半島と九州は頻繁な交流があったことが分かっています。
しかし言葉の障害を伺わせる証拠が全く出ていないのです。
言葉の障害を伺わせる証拠は続日本紀に、
新羅と交渉するために若者に新羅語を学ばせた。
とあるように、
ずっと後の統一新羅以降に初めて登場するのです。

もしウラル系住民だったら頻繁な交流は不自然ですし、
言葉の障害は当然大きな問題になるはずで、
何らかの証拠が残るのが普通ではないでしょうか。

このようなことから言語学的にもウラル系ではない可能性が高いと思えます。

3.遺伝子的理由。

現在の韓国人と九州人の遺伝子関係は女性の遺伝子(ミトコンドリアDNA)はほとんど同じです。
男の遺伝子(Y染色体)は戦いなどの支配関係で大きく変化しますが、
女の遺伝子は戦いで大きく変化することはありません。

もしウラル系住民ならミトコンドリアDNAが九州と大きく異なっているはずです。
遺伝子から見てもウラル系住民とは言えないのです。

*ミトコンドリアDNAが同じなら朝鮮半島の住民は同じ日本人だった証明になっています。

以上3つの観点から古代朝鮮半島の住民はウラル系の可能性が低いといえますが、
皆さんはどう思われたでしょうか。


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