日本人は相手を過大評価する傾向にある?
日本人は実態以上に相手を過大評価する傾向があるようです。
古代においては中国から、
近代においては西欧諸国から、
自分の文化を捨ててまで学ぼうとしてきました。
確かに日本より優れた部分はあったかもしれません。
しかし冷静に中国や西欧諸国の歴史を考えますと、
果たして学ぶほど優れた文明があったのかと疑問を感じてしまいます。
中国は政権が交代するたびに残酷な殺し合いをしています。
遺跡を掘るとおびただしい虐殺された人骨が出てくるそうです。
また西欧諸国は数々の戦争を起しています。
自分たちの領地であるヨーロッパでは飽き足らず、
アジアやアフリカにまで進出して植民地を作り、
現地人を奴隷にして富を自国に持ち帰っているのです。
どこに学ぶほどの文明があったと言えるのでしょうか?
これに対して日本では、
特に縄文時代は1万年もあったにもかかわらず、
遺跡から明らかに虐殺されたと思われる証拠は、
ほとんど見つかっていないのです。
これは元々日本人は極めて平和的な国民であったことを、
遺跡が証明しているのです。
弥生時代になって大陸から好戦的な渡来系弥生人が侵入します。
それによって日本でも争いが起こるようになり、
その後の戦いの歴史は、
この渡来系弥生人の遺伝子がもたらしたと言えるのです。
しかし日本の戦争が他国と違うのは、
戦闘は武士同士がやるものであって、
一般住民に対しては一切危害を加えなかったのです。
*関ヶ原の戦いなど大きな戦があると、
住民が見学に行ったり出店が出たりと、
他国には信じられないような光景もあったようです。
戦後日本人はGHQの洗脳政策によって自虐史観が植えつけられ、
ただでさえ自虐傾向にある日本人が、
西欧人に対して必要以上の劣等感を持ってしまったようです。
最近の古代日本の研究で、
縄文時代は世界的に見て最も古く、
しかも高度な文明を持っていたことが分かってきました。
またインターネットの普及により、
日本を訪れる外国人から日本の伝統や文化のすばらしさや、
日本人の民度の高さを紹介する記事を目にしたとき、
日本人自身が気付かなかった日本の良さに気付かされるのです。
このように日本人は古来より現代にいたるまで、
自分たちより外国の方が優れていると思い込む傾向にあったようです。
実際は古来より日本は外国に勝るとも劣らない、
民度と文明を持っていた優れた国だったと言うことです。
ネットによって、
最近それがやっと国民の中に目覚め始めたような気がします。
スポンサーリンク