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日本の歴史は日本人が朝鮮半島に渡ったことから始まった

   

以前韓国国立中央博物館から出されていた古代年表によりますと、
朝鮮半島では新石器が見つかっておらず、
約6000年前になって突然、
北部九州の土器によく似た櫛目文土器が出土し始めています。

また統一新羅以前の、
すなわち百済、新羅および高句麗の時代において、
頻繁な交流が行われていたにもかかわらず、
言葉の障害を伺わせる資料が一切出ていないのです。

これらのことから考えますと、
古代朝鮮の住民は、
九州から渡っていった縄文人だったのではないかと考えられます。

ではその根拠はあるのでしょうか。
実は約6000年前をピークとした縄文海進の起こったころ、
西日本の縄文土器が激減しているのです。

その直後に朝鮮半島で突然櫛目文土器が出土し始めていますので、
九州の縄文人が朝鮮半島に渡ったと考えるのが自然と思われます。
ではなぜ縄文海進が半島への人の移動を余儀なくさせたのでしょうか。
余程のことが無い限り、
より寒冷の朝鮮半島に渡る必要性は無いはずです。

私はこの理由を葦の繁殖だと考えています。
葦はイネ科の植物ですので朝鮮半島は生息しないのに対して、
西日本は縄文海進によりできた湿地帯には多くの葦が繁殖したはずです。
日本が葦に包まれたことから古代日本を葦原の中つ国。
すなわち葦の中の国と呼ばれたと考えられます。

葦に覆われますと人々の生活にどう影響が出るのでしょうか。
恐らく岩場が葦に覆われて貝や海藻は激減したのではないでしょうか。
また丸木舟で漁に出かけるにも大変な障害になったと考えられます。

縄文海進の頃に朝鮮半島で櫛目文土器が出始めたころ、
東北地方は明らかな人口増加が起こっています。
これは朝鮮半島や東北地方は気候の関係で葦が発生せず、
葦による障害が起きなかったために、
人々が西日本から移り住んだと考えられるのです。

このことを前提に天皇家の歴史を考えてみましょう。
天皇家のご先祖は元々は日向に住んで居られたと考えられます。
ところが約7300年前に鹿児島の硫黄島で、
大規模な海底火山の大噴火が起こっています。
鬼界カルデラいわゆるアカホヤの大噴火です。

この噴火は南九州に住んでいた縄文人に壊滅的な被害を与えています。
鹿児島で見つかった上野原遺跡の地層調査で、
それまであった縄文集落が壊滅したことが分かったのです。
初めは南九州の縄文人は全滅したのではないかと思われていましたが、
ここで使われていた磨製石斧が全国各地で見つかったため、
大多数の住民が逃げ出したことが分かったのです。

日向に住んで居られた天皇家のご先祖も、
日向の住民と共に北部九州に移られたと考えられます。
移住先は現在の宗像市一帯だったと考えられます。
この地域には天皇家とのかかわりを伺わせる多くの証拠が残っているからです。

天皇家の墓と言われる前方後円墳が、
他の地域と比較して高密度で集中しています。
またイサナギ、イサナミを祭る八所宮の存在、
それに天照大神の娘さんである3女神が祀られた宗像大社があるのです。

この地域は宗像一族が支配していたと言われていますが、
一切の資料が残されていないために謎の豪族と言われているのです。
以上の仮定が正しいとすれば、
正に宗像一族は天皇家だったということになります。

ところが初めに述べた縄文海進が起こり、
天皇家のご先祖も朝鮮半島に渡られたと考えられます。
移住先は後に百済となる半島の南西部だったのではないでしょうか。
なぜなら百済王家は、
大和朝廷と同族としか思えないような関係を築いているからです。

約3000年前になると縄文海退によって、
現在の海岸線とほぼ同じにまで回復し、
日本列島には広大な平野部が残されました。
栽培技術が発達したこともあって、
朝鮮半島より栽培条件の良い九州に住民が戻ってきたと考えられます。

なぜなら激減していた土器がこの頃から再び出土し始めるからです。
天皇家のご先祖も、
元々の故郷である日向に帰還を決断されたと思われます。
もし以上の仮定が正しいとしますと、
朝鮮半島が神々の住む高天原だったことになります。

その時支配者であった天照大神は、
孫のニニギノミコトに葦原の中つ国を治めるように命じています。
はじめに書きましたように、
朝鮮半島から見ますと、
日本列島は正に葦の中にある国に見えていたためだと考えられます。

ニニギノミコト一行は猿田彦の道案内によって日向に下り、
その4代後の神武天皇が畿内に東征されて、
初代天皇に即位されて日本の歴史が始まったということになります。

以上のことからタイトルのように、
日本の歴史は日本人が朝鮮半島に渡ったことから始まった。
と言うことが言えるのではないでしょうか。

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