なぜ間違った歴史教科書がいつまでも修正されないのか。
2021/03/18
≪情報メディア発信局へようこそ≫
現在の歴史教科書の間違いを多くの知識人が指摘しています。
なぜいつまでも修正されないのかを考えてみましょう。
日本は太平洋戦争でアメリカに敗北しました。
日本が今後二度とアメリカに逆らわないように、
GHQは徹底した日本弱体化政策を実施しました。
いわゆるWGIP(ウオーギルト インフォメーション プログラム)です。
日本が天皇の下で戦ったことから、
天皇の権威を徹底的に失墜させる教育が実施されたのです。
そのため教職追放が行われ、
多くの歴史学者が追放されました。
GHQからアメリカの意向に沿った新たな人材が派遣され、
また従来の学者たちは追放を恐れてこれまでの思想を180度転換し、
日本が悪だったことを徹底的に主張し始めたのです。
当時GHQは日本人にとって神のような存在になり、
だれもGHQに逆らえなくなったのです。
そのような中で新たな歴史が生まれました。
古代史では記紀が作り話だということにされ、
近現代史では日本を侵略国家という前提で歴史が作られました。
現在の歴史教科書も基本的にこの流れを引き継いでいるのです。
GHQに真っ先にターゲットにされたのが、
東大、京大をはじめとした旧帝国大学と早慶などをはじめとした名門私大でした。
*このような大学には戦前から日本を破壊するためのスパイが送り込まれていて、
戦後GHQの政策に協力したと言われています。
*GHQは東京大学を使って焚書を行いました。
一度流れが作られた間違った歴史は簡単に修正できません。
なぜなら多くの歴史家たちがその後積み上げた歴史が根底から覆されることを意味するからです。
大学では教授は絶対的な権力を持っているため、
だれも教授の研究を否定することは出来ません。
出世の道を閉ざされる恐れがあるからです。
戦後生まれた間違った歴史は次々に引き継がれ、
異を唱えた教育者は排除されていったのです。
それでも歴史教科書は少しずつ修正されています。
しかし根底に日本が悪であったという自虐史観は残っており、
基本的なスタンスは維持されているのです。
日本が悪とする現在の歴史教科書を容認する左派と、
現在の教科書は間違っているという右派という、
明確な対立構造が存在しているのが現状なのです。
私は他の記事で何度も書きましたが、
もともと理系の研究者でした。
そのため右派でも左派でもありません。
退職して中立の立場で改めて歴史を勉強しますと、
間違いなく現在の歴史教科書は、
古代史も近現代史も根本的に間違っていると思っています。
もっと国民がこの事実を認識し、
歴史を正す世論が形成されなければ、
間違った歴史認識はいつまでも引き継がれていくことになるはずです。
*日本で近現代史が教えられないのはGHQの意向かも知れません。
日米対戦は明らかにアメリカに非がありますので、
日本人がこの事実に気付くことを恐れたのかもしれません。
日本をいつまでも悪とするには教えないことが一番だからです。
歴史は国民の宝ですので、
一部の権威によって決まる現状は改めるべきだと思いますが、
皆さんはどう思われたでしょうか。
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