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なぜ米国株も金も下がらないのか?米国株と金のブランド化?

      2024/06/01

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数年前から多くの専門家が、

米国株も金も上がりすぎだから暴落する危険性がある、

と警鐘をならしてきました。

しかし現実は暴落どころか史上最高値を更新し続けています。

*米国株:ここでは米国が提供しているs&p500とオルカンを念頭に置いています。

確かに米国株の株価収益率を見ると、

行き過ぎた割高状態になっていることは明らかです。

専門家が上がりすぎだと警鐘を鳴らすのは、

理論的には正しいと言えるのです。

即ち従来の経済理論が通用しない状況が起きているということなのです。

これをどう理解したらいいのでしょうか?

私はこの現象を、

米国株と金のブランド化と見ています。

例えば同じようなバッグでも、

普通のバッグとブランド物のバッグでは大きな価格の差があります。

この価格差は素材やデザインの質の理論では説明がつかないのです。

理由はブランド品を好む購入者が多いというだけのことなのです。

即ちブランド品ならいくら高くても売れるということです。

モノの値段は需要と供給で決まります。

株も金も例外ではありませんので、

売りたい人より買いたい人が多ければ価格は上がるのです。

そこには株価収益率と言ったような経済理論は関係ありません。

多くの経済の専門家が予想を外しているのは、

経済理論にとらわれて、

経済理論から外れてしまうブランド化という現象を、

見誤っている可能性があるといえるのです。

逆に言えば、

アメリカ株や金をブランド化させるくらい、

世の中の不安心理が増幅されているのかもしれませんね。

米国株と金の共通点は有事に強いということです。

ウクライナ問題や中東情勢など、

世界は正に有事の状態になっています。

世界中の多くの投資家が、

最も信頼のおける金融商品を求めるとどうなるでしょうか?

米国株と金に資金が集中するのは当然と言えるのかもしれません。

皆が欲しいというものに資金は集中するものなのです。

多くの女性がブランド品を欲しがる。

だからブランド品が高くても売れる。

この状況が米国株と金に起こっていると考えれば、

米国株と金の高騰が株価収益率などの経済理論を無視して起こっているということが、

正に両者がブランド化しているとすれば説明がつくのです。

もう一度繰り返しになりますが、

多くの経済の専門家がこれまで予想を外しているのは、

経済理論にとらわれて、

経済理論から外れてしまうブランド化という現象を、

見誤っている可能性があるといえるのです。

逆に言えば、

アメリカ株や金をブランド化させるくらい、

世の中の不安心理が増幅されているのかもしれませんね。

*ブランドという名称の正式な定義は 分かりませんが、

ここでは大衆が特別な価値を認めている物という意味で使っています。

*アメリカ株に比べて日本株は割安と言われていますが、

アメリカ株ほど上がらないのは、

日本株はアメリカ株ほどブランド化していないということです。

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