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工夫すれば近現代史は教えられるはずです

      2024/08/11

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日本の歴史教育は明治維新までで、

近現代史は教えられていません。

大学入試も近現代史が入ってないため、

学生は受験勉強から外しているのが現状です。

このことによって、

日本がアメリカと戦ったことすら知らない学生がいるのです。

なぜこんなことになっているのでしょうか?

それは日米開戦の理由に日米で大きな認識の違いがあるからです。

本来歴史教育は、

その国の認識をしっかり表現してかまわないはずですが、

日本はアメリカに配慮してそれができないために、

教えないという選択をとらざるを得なかったのです。

ではどうしたら近現代史を教えることができるでしょうか。

それには日米双方の認識(なぜ戦わざるを得なかったのか)をしっかり書き込むことです。

例えば、

起こったこと:太平洋戦争(日本では大東亜戦争と言っていた)

起こった原因:

1.日本側の当時の認識はーーーーーーー(日本政府が書く)

2.アメリカ側の当時の認識はーーーーーー(アメリカ政府が書く)

*両国の認識は異なって当然で、

互いに忖度する必要はありません。

*当時相手を互いにどう見ていたかというのは重要な歴史的要素で、

必要なのは開戦の原因になった当時の両国による互いの認識で、

現在における認識は歴史というより、

日米の戦争をどう見るかという社会学の分野に属すのではないでしょうか。

戦争は両者にそれぞれの言い分があるはずです。

このように互いの認識の違いをしっかり併記すれば両者から文句が出ないはずです。

日本もこのようにすれば、

近現代史は教えられるはずですし、

アメリカも文句言うことは出来なくなるはずではないでしょうか。

個人的には歴史は近現代史は現在を考えるうえで最も重要で、

他の時代を省いてでも優先されるべきだと考えています。

このように思う人は多くいるはずなのに、

なぜこれまで歴史学者は近現代史を教えるための工夫をしてこなかったのでしょうか。

それとも努力したけどできなかったということなのでしょうか。

国民に説明してほしいものです。

いずれにせよ、

戦後80年経っても未だにアメリカへの配慮から、

近現代史という非常に大事な教育が行われないというのは、

独立国としてあまりにもなさけないと思いますが、

皆さんはどう思われるでしょうか。

 

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