安倍内閣と高市内閣の違い
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石破政権が終了して高市政権が誕生しました。
リベラル色が強かった石破政権が保守色の強い高市政権に変わったのです。
この変化は株価の暴騰に現れています。
高市総理の経済発展を最重要課題に上げている主張が期待感として現れたのです。
この現象は安倍内閣誕生の時も起こりました。
金融緩和や財政出動などの政策が株価上昇を招いたのです。
高市内閣が安倍内閣を引き継いだことから、
この現象は同じ現象だと言えるはずです。
では安倍内閣と高市内閣の違いは何でしょうか。
結論から先に書きますと、
安倍内閣は長期政権を意識して党内の調和を重視したことです。
そのため安倍総理に否定的な議員も重要ポストに付けて、
閣内から亀裂が生じないことを優先したのです。
その結果長期政権が実現したのですが、
妥協せざるを得ない政策は保守派から見れば、
多分にもどかしい政策運用と言わざるを得なかったのです。
一方高市政権はあくまで政策本位が目的であり、
長期政権と言うより政策実現を重視した内閣と言えるのではないでしょうか。
その表れが財務大臣と 経済安保担当相の人事に現れています。
財務大臣には片山さつき氏が内定しました。
彼女は財務省出身で現在は積極財政派の代表的な議員の一人です。
すなわち財務省の緊縮財政とは真逆の思想を持っている人物です。
真っ向から財務省に喧嘩を売ったと言える人事ではないでしょうか。
一方経済安保担当相には若手女性議員の小野寺紀美氏が内定しました。
彼女は対中強硬派の代表で日本の緩い外国人問題を国会質疑で多く取り上げ、
スパイ防止法などの積極的な推進者の一人と言われているのです。
恐らく故安倍総理だったらこの2つの人事は無かったはずです。
この政策の違いが今後どう表れるのか見ものですね。
恐らく中韓は安倍内閣以上に高市内閣を警戒していることは事実です。
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