遺伝子で見る日本人と韓国人の違い
2016/05/04
最近、我が国と韓国の間でさまざまなトラブルが発生しているのを見ると、
隣どうしの国でありながらなぜこれほどまでに分かり合えないのか、不思議に思うのは私だけではないと思います。
そこでここでは両国民の遺伝子の違いを見ることで、何か解答が得られるのではないかと考え、この記事を作成しました。
(1)遺伝情報
まず簡単に人種や気質等に特に大きな影響を及ぼしていると言われている遺伝子について簡単に説明いたします。
これには、
a.細胞内の核に入っているY染色体
b.核の外にあるミトコンドリアDNA
c.血液の血漿にあるGM遺伝子
の3つの遺伝子が代表的なものと言われています。
そこでこれらの特徴及び現在分かっている事柄について簡単に説明いたします。
a.Y染色体
核内にはX染色体とY染色体がありますが、
XとXの時は女性、XとYの時は男性になります。
Y染色体は父親から息子へのみ伝わり、母親の影響を受けないことが分かっています。
従ってこのY染色体は男の遺伝子と言うことができます。
このY染色体について日本人と韓国人を比較しますと、
日本人はDとOのタイプ
韓国人はほぼOのみのタイプ
で構成されています。
Dは比較的古いタイプの遺伝子で、
最初に日本列島にやってきた時に持っていた人類の遺伝子であることが分かっており、
日本では縄文系の遺伝子と言われています。
この遺伝子はアイヌと沖縄の人に多く、
本土の人はこれより少ない比率になっています。
これに対しOのタイプはずっと新しいタイプの遺伝子で、
Dより後にやってきた人たちの持つ遺伝子で、
日本では弥生系の遺伝子と言われています。
日本列島のDとOの遺伝子の分布は、
初めにDの縄文人が居てその後Oの弥生系の渡来人がやってきたことをよく表しています。
縄文人はほとんど争っていないことが考古学で分かっていますので、
D系統を多く持つ日本人の男性は韓国の男性より平和的な気質を持っていると考えられます。
b.ミトコンドリアDNA
ミトコンドリアDNAは名前の通り核の外にあるミトコンドリアに存在する遺伝情報です。
この遺伝子は受精するとき男の遺伝子が排除されるため、
Y染色体と違って母親から娘にのみ伝わり父親の影響を受けないことが分かっています。
従ってこの遺伝子は女の遺伝子と言うことができます。
日本人(九州人)と韓国人はこの遺伝子か非常に似通っており、
この遺伝子を見る限り日本人(九州人)と韓国人の女性は同じ人種だということができます。
c.GM遺伝子
血液は赤血球、白血球、血漿などで構成されそれぞれに遺伝情報を持っていますが、
血清(血漿)にあるこのGM遺伝子(ガンマグロブミンマーカー遺伝子)が人種を最も特徴付けている遺伝子と言われており、
その意味において人種を決める固有の遺伝子と考えられています。
この遺伝子は日本列島の北(アイヌの人)から南(沖縄の人)までほぼ同じであることが分かっており、
日本人が単一人種と言われる根拠になっています。
またこの遺伝子は日本人と韓国人は多少違っていて、
その違いは男の遺伝子の違いによると考えられます。
結論
以上日本人と韓国人を3つの遺伝情報で比較しましたが、
結論としては男は別の人種、女は同じ人種と言えそうです。
これは、古代朝鮮時代は男女とも日本人と同じ縄文系の人種であったが、
後続の韓国人の先祖である弥生系の男達に取って代わられたため、
男のみ別人種になったと結論付けることができそうです。
日本人は争いをしなかった縄文人の遺伝子を受け継いでいますので、
韓国人より平和的な国民と言えそうです。
皆さんはどう思われましたか?
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