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幸せな心の作り方

      2016/01/27

 現在は昔に比べて多くの物にあふれ、お金さえあればなんでも手に入る時代になっています。しかし物が豊かになっても幸福感を持つ人が増えているとは思えません。
 特に日本人は他の国の人に比べ性格的にネガティブな人が多いようで、はるかに貧しいはずの東南アジアの人たちより幸福感を持つ人の割合が少ないことが国際的な調査で明らかになっています。

 様々な研究から年収がある値(諸説ある)を超えると収入の増加が全く幸福感に結びつかないことも分かっています。
 また経済的に恵まれているはずの人がうつ病になったり自殺したりのニュースをみると、お金を持つと幸福になれるわけではないことが分かります。

 このことから幸福になるにはお金を求めるのではなく、心を幸福な方向に向かわせる努力が必要であることに気づかされます。
 心とは脳のことで、最近の脳の研究で幸福を感じる部分や不幸や恐怖を感じる部分が決まっていることが分かってきました。
 それと同時に脳は変化しやすく気持ちの持ちようでどうにでも変化するらしいのです。

 私たちの体は使えば使うほど発達することが分かっています。
筋トレで鍛えたいところを集中して鍛えればその部分の筋肉が発達し、太く強靭になっていきます。
 逆に運動をしなければ筋肉が縮小し退化することは明らかな事実です。
 脳も同じで使えば使うほど脳細胞が発達し、使わなければ退化することが分かっています。

 以上のことから幸せになるには、しあわせを感じる脳の部分を鍛えればいいことになります。鍛えるにはよく使うこと。
すなわち、嘘でもいいから自分に自分が幸せだと言い聞かせ、いつも幸せを感じる部分の脳に刺激を与え続ける努力をすることです。
 そのことによって幸せに感じる部分の脳細胞が鍛えられ、より幸福感を強く感じることができるようになります。

 うつ病の人はまじめでしかも何事もネガティブに捉える人が多く、そのためいつも不幸を感じる部分の脳に刺激を与え続けていることになります。
 この結果、不幸を感じる部分の脳細胞が鍛えられて、何気ないことでも落ち込んでしまうということになってしまいます。
 一度しっかり不幸な脳が出来上がってしまうとそこから抜け出すのは大変です。
 そうならないためにもいつも楽しいことを考え、嫌なことには目を向けず、幸福脳を鍛え、不幸脳は退化させるように日ごろから訓練(仏教でいう修行)をすることが大切です。
 おそらく半年もたたないうちに効果を実感でき、別人になったように感じられるようになることは私自身が経験したことです。

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