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健康と長寿を願う人のための食生活と習慣

      2016/09/19

国民の間で健康と長寿に対しての意識が高まるとともに、
テレビの健康番組が多く放映されるようになりました。
ここではこれまでの番組を通して紹介された食生活と習慣について、
それぞれについてまとめてみようと思いこの記事を作成しました。

食生活について

1.よく噛んで食べる
  噛むことの効用は消化吸収が良くなる、脳を活性化させる、
  食中毒を防ぐ、虫歯の予防になるなど多くのメリットがあります。

2.食べ過ぎ飲みすぎに気を付ける。
  古来より腹7~8分目が良いと言われてきましたが、
  最近の研究でカロリーを制限すると長寿遺伝子が働き、
  長寿につながることが証明されています。

3.欧米食より日本食が良い
  欧米食の増加と共にガンなどの重大な病気が増えてきています。
  アメリカの行った調査(マクガバン報告)によりますと、
  理想的な食事は野菜と魚を中心とした日本食だということです。

4.味噌や納豆などの発酵食品を進んで摂るようにする。
  発酵食品に含まれる乳酸菌は腸内環境を整える善玉菌の代表です。
  腸には免疫の大部分が集中していると言われ、
  健康の維持は腸の健康無くしてあり得ません。
  乳酸菌はヨーグルトにも含まれていますが、
  味噌や納豆に含まれる植物性の乳酸菌の方が、
  腸に届きやすいことが分かっています。

5.炭水化物の摂りすぎに気を付ける。
  炭水化物の摂りすぎは肥満や糖尿病の原因となることが分かっていま
  す。
  間食におかきやクッキーなどを食べる習慣のある人や、
  ごはんのおかずにラーメンやうどんを食べる人は気を付けましょう。
  
6.動物性の脂の摂りすぎは血液の質を悪くする。
  血流の良さが健康維持には欠かせません。
  血液は全身に栄養や酸素を運び、
  老廃物や不要な二酸化炭素を除去するという重要な役割を果たして
  います。
  またがん細胞に対してNK細胞などが攻撃することも分かっており、
  血液の質は健康に直結しているのです。
  動物性の脂特に牛肉の脂の融点はおよそ40度以上あり、
  人体内で固体になり血液の質を低下させる原因になるのです。
  動物性たんぱく質は魚や鶏肉で摂る方が望ましいと言えます。

習慣について

1.早寝早起きなど規則正しい習慣を身に付ける。
  生活が乱れると体調を崩すだけでなく精神的に悪影響が出て、
  うつ病を発症する原因になることが分かっています。
  生活のリズムは思いのほか大事だと認識すべきです。

2.体を良く動かす。
  適度な運動は体温を上げ免疫力をアップさせます。
  これは運動によって血流が良くなるためですが、
  激しい運動は活性酸素を発生させ、
  かえって害になることが分かっています。
  軽いストレッチやウオーキングのような有酸素運動が最も望ましい、
  と言われています。

3.なるべく怒らないようにし、できる限り生活に笑いを取り入れる。
  怒りは血管を収縮させて血圧の上昇を招き、
  動脈硬化や突然死の原因になると言われています。
  逆に笑いは血流を良くして免疫力を向上させて病気を防ぐ
  と言われているのです。
  笑う門には福来るという諺は当たっているのです。

4.禁煙が望ましい
  喫煙は百害あって一利なしと言われるように、
  血管の老化や血液の汚れを招き、
  肺ガンだけでなく他のガンにも関わっていると言われています。
  受動喫煙の問題もありますので禁煙に努力すべきです。

5.熱中症の予防のためにはこまめな水分補給が必要。
  特に高齢者は気温の変化に鈍感になり、
  発汗作用も低下しますので熱中症には特に注意が必要です。
  熱中症を防ぐにはこまめな水分補給が大切だと言われています。

6.夜9時以降の飲食はできるだけ控える。
  就寝直前の飲食は体内に脂肪が付きやすくなり、
  肥満の原因になって生活習慣病のリスクが高まります。
  少なくとも就寝の3時間前までに食事は終わるようにしたいものです。

以上主なものを挙げましたが、
知識があっても実行しなければ意味がありませんので、
いっぺんに全部でなくてもいいですから、
一つづつ習慣づけるようにするといいでしょう。
一度習慣になれば当たり前になりますので、
健康と長寿を願うのであれば是非実行してみてください。
日々の体調に変化が実感できるはずです。

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