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命がけで戦い合った日米の絆は深い

      2016/12/26

世界の国通しで最も心の底から信頼し合っているのは、
現在のところ共に戦った日米ではないかと私は感じています。
もちろん両国内には、
複雑な感情の消えない多くの人たちもいることは否定しませんが、
安部内閣になって、
アメリカ議会での演説やオバマ大統領の広島訪問などを見ていると、
これまでにない良好な両国関係を感じるのです。

ネットなどで調べますと、
アメリカの軍関係者は日本の自衛隊をどこの国より信頼しているようで、
両国は国民に見えない防衛の面で強い絆を作り上げているようです。

かつて両国は命がけで戦った者通しの関係です。
お互いがその強さを認め合ったからこそ結べた絆ではないでしょうか。

戦争の起こった経緯については、
今なお多くの日本に対する国際的な誤解は残ったままです。
少なくとも両国の首脳たちの多くは、
戦争が起こった本当の理由を認識しているはずですが、
あえて封印して現在の良好な関係を優先させているのです。

大戦前の両国は互いの国民性に強い不信感を持っていたようです。
日本では米軍兵のことを鬼畜米兵と呼び、
アメリカでも日本人を人間と見ていなかったから、
2発も原子爆弾を落とせたのです。

戦後両国はすぐにこのような誤解が解けました。

先駆けとなったのが昭和天皇とマッカーサーの会談です。

会談前後のマッカーサーの劇的な変化がこのことを良く表しています。
はじめは横暴な態度で天皇を向かい入れましたが、
会談後はまるで自分が天皇の従者になったかのような、
丁重な振舞いに変わったのです。

マッカーサーはこの会談によって天皇と日本人の真の姿を理解し、
戦前描いていた日本人に対する偏見が一瞬にして氷解したのです。
マッカーサーはその後のアメリカ議会の演説で、
日本の戦争の正当性とアメリカ人の日本に対する誤解を主張しています。

両者の会談の中で、
天皇はマッカーサーに自分の命と引き換えに、
国民を一人も飢えさせることのないようにお願いしています。
天皇の国民に対する愛情と、
国民の天皇に対する畏敬の念に感動したマッカーサーは、
アメリカから大量の支援物資を送り天皇との約束を果たしたのです。

これにより多くの日本人が飢えから救われました。

もし昭和天皇とマッカーサーの会談がなかったら、
または、
天皇が命乞いをしてマッカーサーの意にそぐわないものであったなら、
多くの餓死者を出したでしょうし、
戦後の復興も無かったかも知れません。

ただこの会談につては別の意見があります。
すべてはマッカーサーの日本統治のためのシナリオ、
すなわち作り話に過ぎないという意見もあります。
しかしこの会談でマッカーサーの態度が激変したことは、
多くの人が証言しているのです。
またこの会談を申し込んだのは日本側からなのです。
もしマッカーサーがあらかじめシナリオを考えていたのであれば、
マッカーサーからアプローチしたのではないでしょうか。

いずれにせよこの会談によってマッカーサーが日本人に対する認識を変えたのは、
まぎれもない事実だと考えられます。

このような経緯もあって天皇制は維持され、
天皇家が真っ先にマッカーサーとアメリカを信頼したのは、
日本にとって幸運だったのではないでしょうか。
象徴という立場になられたとはいえ、
天皇は現在でも多くの日本人の心の支えになっていることは間違いありません。
広く国民の間にアメリカに対する信頼が広がったのは、
天皇のアメリカに対する信頼とは無関係ではないでしょう。

ただアメリカの占領政策の失敗は、
日本人を誤解して日本人に自虐史観を持たせるために、
日本の中枢に多くの反日勢力を送り込んだことです。
この勢力はその後の安保闘争に見られるように、
日米の絆を壊そうとする勢力になっているからです。

中国や北朝鮮からの脅威を抱えている以上これからも日米の強い連携は欠かせません。
私は両国の関係を壊そうとしている勢力が日本の中に存在し、
未だに強い影響力を持っていることこそが、
日本の抱える最大の問題だと思っています。

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