日本人とユダヤ人の先祖が世界に初期に広がった人種かもしれない
2021/04/09
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日ユ同祖論があるように、
日本人とユダヤ人の共通点を調べてみますと、
(1)遺伝子が共に古くかつ近い関係にある。
(2)日本語とヘブライ語に多くの共通点がある。
(3)鳥居や古墳その他の文様などの形状にかなりの共通点がある。
(4)強い太陽へのこだわりや信仰がある。
(5)水で清めるなど文化の類似性が見られる。
などですが、
これだけ見ても日ユ同祖論を確信する人が多いはずです。
では人類の歴史から見ていきましょう。
人類はアフリカで誕生し、
エジプトから世界に拡散しました。
拡散の時期は約18万年前と約6万年前と言われています。
前者のネアンデルタール人やデニソワ人などは絶滅しましたが、
後者のホモサピエンスは世界中に広がりました。
色黒のホモサピエンスは中近東で当時生き残っていた色白のネアンデルタール人と交わり、
白色人種と黄色人種が生まれ、
白色人種(コーカソイド)はヨーロッパへ、
黄色人種(モンゴロイド)はアジアに進出したのです。
モンゴロイドがアジアの東の果てまで達したとき、
日本列島は北海道と朝鮮半島で陸続きになっており、
日本人の祖先は両方から侵入したと考えられます。
次に遺伝子で考えてみましょう。
まず人種を表すといわれているGm遺伝子ですが、
世界中の広い範囲で2つの成分(ag、axg)が共通していることから、
この成分のみの人種が世界中に広がったのではないかと思われます。
*世界中に残る岩刻文字(ペトログラフ)に多くの共通したものが存在します。
このことは共通の人種が広がっていたことを意味します。
その後いろいろな人種が加わって現在のような分布になったと考えられます。
日本人とユダヤ人の関係は男系の遺伝子であるY染色体に表れています。
日本人(縄文人)はD系統であるのに対して、
ユダヤ人はE系統であることが分かっています。
系統は古いほうからA、B、C、D、E、F---と表されますので、
DとEは比較的古くかつ隣り合っていることが分かります。
*A、Bはアフリカですのでアフリカが出発点であることが分かります。
*現在のヨーロッパ人のR系統、中国本土(漢民族)のO系統が、
いかに新しい遺伝子かお判りでしょう。
DとEはYAP遺伝子と呼ばれており、
非常に優しい気質をもたらすことが分かっています。
*縄文人が約一万年もの間ほとんど争っていないことは、
この遺伝子のせいだったのですね。
このことから、
かなり初期の時代に日本人とユダヤ人の先祖が拡散し、
後発の人種が交わっていくうちに、
優しさが災いして後発の他民族から攻撃を受けて減少し、
かろうじて生き残っているのが日本人とユダヤ人と言えるのではないでしょうか。
*最近の研究でヨーロッパ人の先祖は比較的新しいのではないかと言われています。
おそらくほとんどのコーカソイドは中近東あたりにとどまっており、
約7500年前頃になって防寒の技術が進んだために北上したのではないかと考えられます。
以上のように日本人とユダヤ人の先祖は世界に初期に広がった人種だったと考えられるのです。
*ユダヤ人の多く住むイスラエルの男性の平均身長は日本より少し高いくらいです。
また縄文の遺伝子を多く持つアイヌの人や沖縄の人と顔立ちも近い気がします。
恐らくモンゴロイドが日本列島に侵入したころはもっと似ていたのではないでしょうか。
ユダヤ人の代表はアインシュタインですが、
刑事コロンボ役のピーターフォークもユダヤ人です。
なんとなく理解していただけるのではないでしょうか。
、 *本文のように日本人とユダヤ人には多くの共通点がありますが、
大きな違いがあるとすれば宗教です。
ユダヤ教は一神教であるのに対して神道は多神教です。
おそらく日本人は地震、台風、火山と多くの自然災害を経験し、
自然に対する恐れと敬意の中からあらゆるものに神が宿るという、
独特の宗教観が生まれたと考えられます。
*日本人とユダヤ人の負の共通点としては白人社会から破壊的攻撃を受けたということです。
アメリカによる原爆投下と都市空爆。
ナチスドイツによるホロコースト。
これらは見方を変えれば新しい遺伝子による古い遺伝子の掃討行為(ジェノサイド)だったと言えるかもしれません。
*キリスト教には懺悔という概念があります。
これは自分の罪を悔い改めるということですが、
日本人は他人を責めるより自分を責める傾向にあります。
私はこの点においてイエスキリストは日本人的な心を持っているような気がしてなりません。
イエスキリストはユダヤ人ですので、
ユダヤ人と日本人は心の点においても共通している気がします。
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