なぜ株価は上昇し続けるのか?
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経済は貨幣で動きます。
人体でいえば貨幣は血液のようなものです。
血液は体内をめぐり生命維持の役割を果たしています。
血の巡りが良ければ健康は保たれ、
逆に血の巡りが悪ければ様々な健康被害をもたらします。
経済も同じように、
貨幣の流通が滞ると経済の成長に弊害をもたらします。
株式は血液を循環させる心臓のような役割と考えると分かりやすいでしょう。
このように株式市場は、
経済にとって欠くことのできない重要な役割をになっているのです。
国は経済発展を図るために必要に応じて世の中に貨幣を供給します。
これが貨幣が100年以上に渡り増え続ける理由になっているのです。
貨幣が増え続けることは株取引の規模の拡大を招きます。
株取引は主に株式会社を通して行われますが、
リーマンショックやコロナショックのような経済的なショックが起こりますと、
投資家は一時的に市場から資金を引き揚げます。
これが株価の一時的な暴落を引き起こすのです。
株式投資を行っている人の中にはパニックを起こして慌てて損切りする人が出てきます。
しかし暴落が落ち着いた後はかならず回復に向かいます。
これは当然で、
特に機関投資家のように投資を生業にしている人たちは、
資金を引き上げたままでは利益が得られないため、
時期を見計らって資金を市場に戻すのです。
これによって株価は回復することになります。
以上の理屈により、
一時的な暴落があっても貨幣が増え続ける歴史が続く限り、
株価の上昇は続くことになるのです。
暴落した時に、
恐怖に駆られて慌てて損切りする人が負け組になってしまうのです。
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