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遺伝子で見る日本人の成り立ち

      2021/01/12

     ≪情報メディア発信局へようこそ≫

初めに人種に関連した遺伝子の特徴を簡単に述べておきます。

1.Gm(ガンマグロブミンマーカ)遺伝子
この遺伝子は血液の血清(血漿)中に存在する遺伝子です。
血液中にはこのほかにも数多くの遺伝情報がありますが、
この遺伝子は人種により異なり極めて安定していて、
ほとんど突然変異(塩基置換)を起こすことはありません。

2.Y染色体
細胞の核の中には✕とYの2対の染色体があります。
✕と✕の時は女性で✕とYの時は男性になります。
Y染色体は父親から息子へ引き継がれ、
母親の遺伝子は関与しないことが分かっています。
Y染色体は突然変異(塩基置換)によって変化することがあります。

3.ミトコンドリア(Mt)DNA
この遺伝子はY染色体とは逆に母親から娘に引き継がれ、
父親は関与しないことが分かっています。
この遺伝子は突然変異(塩基置換)を起しやすく、
Y染色体の5~10倍の確率で変化することが分かっています。

では日本人の遺伝子でこれまでに分かった項目を見てみましょう。

1.Gm遺伝子は日本中で大きな違いはありません。

2.Y染色体はアイヌ人と琉球人が縄文のD系統を多く持ち、
  九州北部から離れるほど大陸系のO系統が減少します。

3.ミトコンドリアDNAは東日本と西日本で大きく異なります。

これらを総合的に考えますと次のような結論になります。

1.の項目からいえることは、
  Gm遺伝子に違いがないということは日本人は基本的に均一人種だと言えます。

2.の項目から言えることは、
  日本列島に縄文人が住んでいたところに、
  渡来人が北部九州から侵入して縄文人と混血したことが分かります。

3.の項目から言えることは、
  新モンゴロイドが最初に日本列島に流入したとき、
  大陸と陸続きだった北海道と九州から異なった侵入ルートをとったために、
  突然変異を起こしやすいミトコンドリアDNAが東西で異なったと考えられます。

  *石器の形も東西で異なっています。 

ここで注目されることはアイヌ人と琉球人の違いです。
アイヌ人は縄文人のY染色体D系統にオホーツクのC系統が入っているのに対し、
琉球人は縄文人のY染色体D系統に本州人と同じ大陸系のO系統が入っています。
これは2.で述べたように東西の侵入ルートの違いからだと説明できます。

最後に蛇足ですが次の二点を挙げておきます。

  *アイヌ人だけ日本語と違う言語を持っているのは、
   恐らく元々の核となる縄文人とは異なる先住民(旧モンゴロイド?)がいて、
   後で大陸から侵入した新モンゴロイドが徐々に同化されたため言語だけは変化しなかったが、
   期間が長かったために、
   遺伝子は新モンゴロイド(縄文人)にすべて入れ替わったと考えられます。

  *台湾人と九州人はGm遺伝子、Y染色体、ミトコンドリアDNAのすべてが異なりますので、
   現在定説になっている二重構造モデルの縄文人の南方起源説は完全な間違いだと言うことになります。

いかがでしたか?
以上はあくまで私の私見ですので、
矛盾点がありましたら是非ご指摘お願いします。

最後に私がどうしても納得いかない点を指摘しておきます。
それはGm遺伝子に対する評価です。
この遺伝子は人種の特定に最も有効な指標だと言えますが、
東京大学が認めてないために全く評価されていないということです。
この発見が大阪医科大学で行われ、
しかもこの結果で東京大学の二重構造モデルの中の縄文人の南方起源説が否定されたために、
東京大学の威信が傷つけられたとして認めないのだと私は理解しています。
もしそうだとしますと東京大学は何と料簡が狭い大学でしょうか。
Gm遺伝子を使いますと私が他の記事で解説しているように、
Y染色体やミトコンドリアⅮNAでは説明できない日本人が4人種で成り立っていることが説明できるのです。、
歴史学者の中で遺伝子が理解できる方は是非この遺伝子の重要性を分かってほしいと思っています。  

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