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古代日本で文明のビックバンが起こった?

      2019/12/08

ビックバンとは宇宙の始まりを言い、
あらゆる星がそれによって誕生したと言われています。

古代日本で大規模な火山噴火があり、
それによって栄えていた縄文文化が消滅し、
高度な技術を持った縄文人が拡散することによって、
広い範囲に高度な文明が広まった為、
ここでは文明のビックバンと呼ぶことにしたのです。

以下で詳しく説明します。

約7300年前に鹿児島沖の硫黄島で大規模な海底火山の噴火が起こりました。
鬼界カルデラいわゆるアカホヤの大噴火と呼ばれるものです。
この噴火によって南九州は人の住めない状態になりました。
これは鹿児島の上野原遺跡の地層が証明しています。
アカホヤ火山灰の下の地層から、
弥生時代にしか見られないような高度なツボ型土器や耳飾りが見つかっており、
南九州の縄文人が高度な文明を築いていたことが分かったのです。

ところが火山の噴火後の地層から何も見つかっておらず、
この文明が火山噴火によって破壊されたことを物語っています。

この人たちはどこに行ったのでしょうか。
一部にはすべて死に絶えたと主張する人がいます。
しかし、硫黄島ははるか沖合にあって、
最短でも50kmはあるのです。
火山弾も届きません。
火山灰で海産物や農作物が採れなくなって餓死するまで、
住民がその場に留まるはずはありません。
とても全滅するような地理関係ではないのです。

*南九州で使われていた磨製石斧が全国で見つかっています。
これは火山噴火で住民が逃げ出した有力な証拠だと言えるのです。

常識的には故郷を捨てて拡散したと考えるるのが普通でしょう。
大多数の住民は被害の少ない北部九州に疎開したはずです。
ところがその後縄文海進が起こり、
九州全体が人の住めない状態になったようです。
この頃の縄文土器が九州でほとんど見つかっておらず、
人がどこかへ逃げ出したことを伺わせています。

ではその後の文明の発祥地と年代を見てみましょう。

ブリタニカ国際大百科事典などを参考にしますと、
1.日本東北地方:三内丸山遺跡など
約5500年前から
2.朝鮮半島
櫛目文土器の出土により約6000年前から
3.中国大陸:黄河文明
ブリタニカ国際大百科事典では約6800年前から

ウキペディアでは
仰韶文化 – 紀元前5000年ごろ~紀元前2500年ごろ – 彩陶文化
竜山文化 – 紀元前2500年ごろ~紀元前1700年ごろ – 黒陶文化

4.南アメリカ:インカ帝国
ブリタニカ国際大百科事典には約4000年前と記述されていますが、
エクアドルで約5500年前の縄文土器が見つかっています。

いかがですか?
上野原遺跡ではこれらの年代より約500年前後も前の約7500年以上前に、
すでに高度な土器や首飾りが作られていたということなのです。
そしてアカホヤの大噴火が約7300年前ですから、
いずれもこの大噴火の後なのです。

これらの地域の住民のGm遺伝子は共通した成分を持っています。
Gm遺伝子は人種を決定する遺伝子ですので、
元々は共通した人種だったということを証明しているのです。

このことから、
火山噴火で住めなくなった南九州の縄文人が、
各地に拡散して文明を起こしたということは、
十分考えられるのではないでしょうか。

もしそうだとすれば、
これは正に、
南九州で文明のビックバンが起こったと言えるのではないでしょうか。

皆さんはどう思われますか。

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